Stable Diffusion for Photoshop 0.3.3
DreamStudioと連動して使えるPhotoshop向けのアドインツール「Stable Diffusion for Photoshop」の新バージョンが使えるようになった。img2imgと、マスク連動のinpainting機能が追加されるなど、Photoshopの優れた編集機能と連携できる。
Stable Diffusion1.5に対応したDreamStudio同様に、このアドインもStable Diffusion1.5モデルが利用できる(Advanced optionsでバージョン変更できる)。
このツールはwebサービスであるDreamStudioと連携することで非力なPCでも十分にAI画像生成が使えるのが利点だ。例えばM1 Macを使ってローカルでAI画像生成させると1枚の画像生成に1分程度かかるが、こちらであれば10秒もかからないので思考を止めずに作画フローを進めることができる。
以下は開発者のTwitter記事。動画も参考になる。
Want to use @StableDiffusion right from #Photoshop? Now you can!https://t.co/gqFWpABQLY pic.twitter.com/LbgSWZz31L
— Christian Cantrell (@cantrell) 2022年9月8日
以前のバージョンをインストールしている場合
Creative Cloudを立ち上げて「StockとMarket place」を開き、「プラグイン」ー「プラグインを管理」でStable Diffusionを見つけたらアンインストールを行なって削除した上で、新バージョンをインストールする。
インストール手順
- サイトのDownload the Stable Diffusion Photoshop Plugin (v0.3.3)をクリック
- CCX ファイルをダウンロード(macOSとWindowsで動作)
- Creative Cloud デスクトップアプリが実行中で、最新バージョンに更新され、開いていることを確認
- 最新バージョンの Photoshop がインストールされていることを確認
- フォトショップを開く
- 手順2でダウンロードしたCCXファイルをダブルクリック
- インストールの承認を行なった後、Photoshopの左側に現れる画面でAPI Keyを入力
- 全て完了したらプロンプト入力ができる。生成したものをPhotoshopのレイヤー等で活用
実際に導入してみる
下図は上の7の段階。左に出てきたStable Diffusionの画面の上部にあるAPI-Key入力をすべく、説明文にある「Your API key is available here」をクリックする。
すると、WebのDreamStudioに移動するので、下図のAPI Keyの文字をクリックしてKeyのコピーをクリックしてからPhotoshopに戻り、API-Keyを入力する
これで使えるようになったので、左の画面で「Generate」タブをクリックし、後はweb版同様にプロンプトを入れる。