MarkdownとBullet Journal

いわゆるプログラマーのつぶやき

書き始めのコツ

情感を伝える(自分用のメモ)

文芸という言葉がある通り、優れた小説家や詩人は思いを豊かに伝える言葉を紡いでいく。 その様な文章を書き始めるポイントを記載する。

設定を書きすぎない

世界を理解するための設定を冒頭に延々と書き連ねるやり方は、自分のためのプロットとしてはいいものの、退屈になるなどの問題がある。

それに対して設定を後回しにして、最初から必要最小限の描写と人物の動作を描くのが現代の主流になっている。

これは映画でも顕著で、昔はイントロがゆっくり始まり物語への理解を深めていく起承転結なパターンが主流だったが、現在ではいきなり爆発シーンから始まるなど人物のおかれた状況を断面的に描く様になったのとほぼ同じである。

五感・気・意識を使い、静的な情報は使わない

設定した情景を淡々と説明する静的な描写も退屈になりがち。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚という五感に加えて予感や気配などの気(第六感)、意図的な行動を取る意識や無意識で表現することで、生き生きとした文章になる。

模倣する

好きな作家の出だしの文章をそのまま写してみる。何回も繰り返すことで感覚を掴む